11月20日に我が母校小樽商科大学のエバーグリーン講座で「国際観光都市『OTARU』の可能性と課題」というテーマで講演させてもらいました。
2月にライターさんが講演内容を要約して頂きました。
先週、小樽商科大学のHPに掲載れましたので、こちらにもURLを貼り付けさせて頂きます。
今回の講義の中でも、いくつか学生さんたちからの質問も受けましたが、授業が終わったあとに頂いた学生さんたちの受講レポートの内容がとても心に響きました。
自分も学生時代に、「世界を旅したいなとか、海外で働いてみたいなと」、漠然と思っていましたが、学生さんたちからのフィードバックを見たら、そんな昔の自分を思い出させてくれました。
担当の大津先生から、掲載の許可を頂きましたので一部こちらに、共有させて頂きます。
学生さんからの受講レポート:「講義を受講して理解・発見したこと,新たに感じた問題意識など」
色んな国に行ってたくさんの人と関わっている方のお話を聞けるのはとても貴重な機会でした。海外を飛び回りたいという気持ちはありつつもなかなか勇気出せずにいましたが、一歩踏み出してもっと広い世界を見てみたいと思いました。
講義を通じて、海外での経験が自身の視野を広げ、地元の魅力を再発見するきっかけになることを強く感じた。自分自身も海外に出て、自分の住む地域を外部の視点で捉え直したり、異なる文化や価値観と触れることで、新しい挑戦や自己成長につなげたいという思いが湧いた。さらに、髙橋氏のように得た経験を生かして、地元に還元する形で地域の発展に貢献できる未来を想像すると、海外に行くことが自己成長だけでなく、社会にとっても大きな価値を持つと感じた。この講義をきっかけに、海外で自分の経験を詰み自分の将来に繋げたいという気持ちが強く湧いた。
会社で働くだけが成功じゃないと改めて感じる機会になった。高橋様は海外や様々なチャレンジの中で人と出会って多角的な視点や意見を取り入れてきたことが人生の選択を増やすことに繋がっているのではないかと感じた。海外に行った際にもイスラエルに入れず、直前に会っていた日本人の方との縁で仕事を見つけたり、その後も別の場所で勤務したりと積極的な交流の姿勢も成功要因にあるように感じた。
私は先生の人生に引き付けられました。私は起業を目指す中で、行動力の大切さを学びました。しかし先生はたくさん海外に行き、人生に対する「やりたいこと」「好きなこと」がとても明確だと感じました。そのためやりたいことがあり、それに対する強いパッション、休学などの決断力があることが、人生のやりたいことを実行するために必要なのだと思いました。私が今後やりたいことがあったときは、どうやるかということの精度を上げることも重要だと思いますが、やりたいという気持ち自体を高めることも、欠かせないと思いました。
これまでにも海外旅行が好きで休学をして長い旅行や留学に行かれた講師の方のお話を聞ける機会がありました。ですが自分が行った国で働いていた方はいなかったので、その国で働こうと思った経緯や感じたことなどの話が新鮮でした。講義を通して感じたことは良い意味で未来に縛られていないということです。私はやりたいことや好きなことを仕事にしたいという思いがあるものの、将来に対して安定を求める部分が強く好きなことは将来仕事ではなく趣味として続けていこうと考えていました。ですが高橋さんは、行かれた国で出会った海でのアクティビティ資格を取って、それらを自分の会社での業務内容にするという、自分が好きなことを仕事にすることを体現していました。この資格を取ったから将来はこの職に就かなきゃいけない、逆にこの職に就いたからこの資格は取っても意味がないというように縛られてなく、自分がもっている資格や体験をどう生かせるかというところを追求していて柔軟な考え方に刺激を受けました。
高橋さんの人生において人脈と新たな挑戦がキーワードになって仕事が広がっていっているように思いました。「未来」よりも「今」を生きる姿勢は、定年後の夢を大きく膨らませることよりもはるかに大切なことだとお話を聞いて気づいた。私たちはいつ死ぬのかわからないなか、日本人の大半は定年後のライフしか想像していないことがもったいなく感じた。
どうしても社会のレールを外れたくない、というようなことを考えてしまうが、海外まで視野を広げると、もはや社会のレールなど無いようなものなんだと感じた。私は来年には3年生となり就活が始まるが、同調圧力のようなものに押されて自分の人生を決めるのではなく、本当に自分が望む進路を歩めるよう、自分がやりたいことや関心のあることへ向けた努力をしていこうと思う。イキイキと自分の人生を生きている髙橋さんを見習って、何事もまずはやってみる・挑戦を恐れない精神を持って生きていきたい。まずは来年、計画している交換留学に必ずいこうと思う。
まずは、髙橋さんの行動力の高さに驚きました。特に、大学を2年休学してアジア横断をしたことと、イスラエルへの入国を拒否されたあと帰国せずにエジプトで働くことを決断したことにはとても衝撃を受けました。今までのエバーグリーン講座の講師の方々とはまた毛色の違う生き方をされていてとても刺激を受けました。今回の講義ではチャレンジすることの大切さを学ぶことができました。チャレンジするかどうか迷ったときにはチャレンジするべきだということが印象に残りました。やるだけやってみることが自分の成長につながるかもしれないと思うことができました。また、私は様々なことに対して消極的な方ですが、身近の小さなチャレンジをしていくことから始めたらよいという助言をくだったので、実践していき失敗を恐れない人間になりたいと思います。
今回の講師である高橋さんは、大学を休学してアジアを中心にたくさんの国を旅していた。その中で、色々なバックグラウンドの人と出会ったり、たくさんのカルチャーショックを受けた話をしていただいた。このような経験を通して自分の価値観や視野を広げことができると感じた。また、海外に出ることで自分の可能性を広げることができると感じた。高橋さんもカイロで出会った人の紹介によりカイロで旅行代理店に働いていらっしゃった。このように、日本にいるだけでは絶対に経験することがないようなものも海外に出て様々な人と関わることで、経験することができ自分の可能性を更に広げることができると感じた。人生は1度きり。私も世界を旅してみたいと感じた。